バッテリー上がりの直し方について

バッテリー上がりの直し方について解説をいたします。バッテリー上がりは、つなぎ方というものが存在していて適当にバッテリーに充電器を接続した場合、反ってバッテリーを傷めることがあります。ここではそんな正しいバッテリーのつなぎ方について解説をしていきますので絶対にしてはいけないことについては、やってしまった場合何が起きるかについても解説をいたします。

バッテリー溶液を見る

よくありがちなのが、バッテリー内部に入っている溶液の量を確認せずにすぐにバッテリーを充電しようと考えることがあります。実はこの方法望ましくなく、自動車のバッテリー内部のバッテリー溶液が入っているかどうかを確認してから充電作業に入るのが最も望ましいです。なぜなら、溶液が減少した状態でバッテリーを充電するとさらにバッテリー内の溶液が蒸発するため、生み出される化学変化の量が減少してしまい、バッテリー自体が電力をため込むことができなくなるのです。だから、バッテリーの溶液をまず確認してから溶液が減っている場合、溶液を継ぎ足してから充電という流れが望ましいです。

ブースターケーブルの接続

これはバッテリーを充電するケーブルを取り付ける作業のことで、バッテリー上がりの直し方の基礎です。バッテリーは溶液が十分にある場合においてのみ、充電ケーブルを接続して充電するが機能します。ではつなげ方ですが、つなぎ方は、充電器側のプラスケーブルをまず充電した側のバッテリーのプラスに最初につなぎ、最後にマイナスケーブルをバッテリーにつなぐ、これだけです。ただし、バッテリー充電をする際、充電器側の端子と逆の端子にケーブルをつけるとバッテリーを傷めることになるので、絶対にプラスはプラス、マイナスはマイナスに接続することを忘れないようにします。バッテリーは、間違って接続した場合、バッテリー自体が異常発熱して膨らむため絶対に間違えてはいけません。なお、充電器が新しいとバッテリーの端子接続が間違っているとお知らせしてくれるものもあります。

充電しない場合は、新しいものを用意する

バッテリーは、内部構造に劣化がある場合、絶対に充電ができません。よって、内部構造に異常があり劣化している物は、既定の電圧にならないため、買い替えという方法で新しいものを用意します。これをあえて内部を分解して直そうと試みた場合、塩酸などの溶液を使用して内部の亜鉛端子をきれいにする必要があるんですが、この作業は危険なので買い替えが一番安全です。というのも、自動車であれば、リサイクルバッテリーという安価なバッテリーがあり、それを使用すれば、バッテリーを安価で購入できかつ前よりも大きなバッテリーを装着するという荒業もできますので、充電器で充電できないと判断した場合、無理にそのバッテリーを使用し続けることにこだわる必要性は無いのです。

まとめ

バッテリーの直し方ですが、案外とバッテリーの溶液が減っていることに気が付かず、充電してしまうことが多いです。ですが、この方法ですと充電は不十分になるため、まずはバッテリーに溶液を入れてから充電気に掛ける、これが一番安全です。なお、バッテリー充電気の機能に、トリクル充電とかパルス充電という機能があれば、くたびれたバッテリーを修復できるので、充電器にそうした機能がついていればくたびれたバッテリーも復活できますが、復活しなかった場合、買い替えが一番安全です。